2024/05/18 14:25


2024年6月1日(土)に清水青果の野菜を使ったお惣菜・お弁当・新鮮野菜の販売店

「八百屋がやってるおおぎ食堂」をオープンします。


オープンのきっかけは「子どもたちの未来」のため。
これだけ食べ物が溢れ返っている世の中でその食べ物の本当の旬はいつなんだろう?というところから始めて、八百屋になって10年経ちました。
「八百屋がやってるおおぎ食堂」は神戸市東灘区北青木にあります。

教育に力を入れている町で、子どもがたくさん住んでいます。
子どもが安心して食べられる野菜をご家庭に届けたい、そんな想いからつくられました。
安心して食べられる野菜、ということもそうなのですが、新鮮な野菜は料理が簡単です。

そして美味しいです。


味覚は子どもの頃に発達します。調味料などで複雑になった料理が味覚の発達の邪魔をすることもあります。

私が危機感を感じたのは同級生の友達と食べた「薄味の定食」でした。
素朴な味つけで美味しかったのですが、友達は味がしないと怒っていました。
そういえば友達のご両親はとても忙しく、学校のお弁当や家でのご飯も冷凍食品が多いと愚痴をこぼしていたのを思い出しました。
私の家は母の実家で採れた野菜が頻繁に届いていたので、冷凍食品はあまり食べたことがありませんでした。

冷凍食品を批判しているわけではありません。
お弁当のあと一品に便利なサイズのものが豊富ですし、食卓に並んでも遜色ない一品も豊富にあります。私も好きです。(金の○○シリーズ美味しすぎる…!)
それに、一品つくらないことで余裕が生まれ、お子さんとのコミュニケーションをとる時間だって増えるし、自分の時間ができたりもします。

極端にならず、少し楽をして、少し工夫をして、いつもの食卓に一品野菜料理を追加で取り入れてほしい。
子どもの頃に食べたものが将来、その子の家庭の味になるのなら、その子の将来の体をつくるなら、体に良くて美味しいものが良いに決まってる。

生産者さんと直接取引する八百屋の願いです。


「八百屋がやってるおおぎ食堂」は神戸市東灘区北青木3-21-7 阪神青木駅より徒歩5分